ひとりまとめ

もろもろのメモ

猫との遊び方を自分なりに整理してみた

先日、現時点でウチの猫がよく遊ぶおもちゃをまとめてみたので、今好みの遊び方もメモしてみます。おそらく成長段階によって変わっていくと思うので、数年後に見返して「あの頃はああだったなー」と思うためにメモ。

 

ウチの猫

ウチの猫は雑種の3歳のオスです。体格は大きめで、臆病か好奇心旺盛かでいうと、好奇心の方が優っているようです。

 

猫としての特性

「猫」「遊び方」とかで検索してみると、「おもちゃを小さな生き物のように動かす」とか「狩猟本能を刺激しよう」といったことが書かれています。でもどんな風にすればいいのか?ウチの猫と3年暮らしている間に気がついたことがあります。

 

まず猫は耳がとっても良いです。小さな音も聞き取ってます。よく空中を見つめているときがありますが、あれは耳に集中しているために目がどっかをみてたりするらしいです。

そこで遊ぶ時も、この音に注意をしてみます。人間が聞こえるような音から、僕自身では聞こえたに小さな音など、いろんなサイズの音がありますが、遊び始めに注意を惹きつけるには小さな音、それも布を指先で擦る程度の小さな音なんかが効果的でした。ちなみに低い音と高い音とでは、高い音の方が反応が良いです。

 

続いて、暗がりでも物が見える目。素早く動くものがあれば、猫も素早く反応します。こう聞くと、つい目の前で素早く猫じゃらし的なものを振ってしまいそうですが、「見える」とは「見えない」と対になっているし、「素早い」は「ゆっくり」と対になっています。つまり、見えたり見えなかったりするから見えた時に楽しいし、ゆっくりだったり止まってたりするから、急に場所を移動するものを素早いと感じやすいわけです。

 

この辺りを踏まえるて、こじんまり遊ぶならクッションで、大きく遊ぶなら部屋の家具類などを利用して、猫からおもちゃがどう見えるか、どんな音で聞こえるかを考えて変化をつけてあげると、なかなか食いつきが良いです。

 

猫の"俺ルール"を見つける

おもちゃに興味を持って来たら、次はその猫がやっているゲームのルールを探ってみます。どうも猫には、本人が設定した遊びのルールがあるように感じます。ウチの猫の場合、おもちゃは咥えて好きな場所まで持っていくまでが1ターンですし、かくれんぼなら、僕のほっぺたに肉球でタッチしたら1ターンのようです。

それがわかったら、その1ターンの中で攻防をつけてみます。人間もそうですが、猫も簡単すぎるあるいは難しすぎる遊びは楽しめないので、一進一退になるように変化をつけるわけです。

 

ウチの場合

例えば、ウチの猫が今はまっているこのおもちゃの場合。

 音が出るネズミにゴムひもがついていて、それを追いかけ回して遊びます。この場合、猫がネズミを咥えて持っていくとターンが終わるので、それに至るまでの状態を次のように分解してみます。

・ネズミの場所を見つける

・ネズミを追いかける

・ネズミに触れる

・ネズミを咥える

 

ネズミが最初から目の前にあっては、見つける楽しさがスキップされてしまいます。ここも楽しめるポイントなので、最初は隠すところから始めてみます。見つけるヒントも、姿が見える、音がするという方法が考えられます。

 

ネズミを追いかけるところは、彼を運動させるメインな部分です。幸い猫はジャンプも得意なので、2Dではなく3Dでネズミを動かすようにします。ただ、どうも猫は急に上に移動するものは見失いやすいように感じます。そこで、上下方向へ動かすときは、モーションを大きめにしてあげます。

この動き自体も、予想と裏切りを考えてみてます。ランダムすぎる動きは捕まえられないのでただ眺め始めます。同じ動きの繰り返しもまた、飽きて眺め始めます。そこで動きに緩急をつけたように、軌道も右→左→右→左に行くと思ったらもっと右!みたいな感じで、予測できそうでたまに裏切るという、ちょっと意地悪なことをしてます。

 

これでネズミが捕まってしまっては1ターンが終わってしまいます。だからと言って全然捕まえさせなければ「どうせ捕まえられないんじゃん!!」と思って興味を失ってしまいます。そこで途中のステイタス「ネズミに触れる」の登場です。

時々手でキャッチしかけて惜しい!という状態を作ります。すると俄然やる気が出ます。このとき、猫のアクションによって惜しいところまで行ったという状態にするのが良さそうに思います。目の前において触らせるとか、そういうのをするとやっぱりやる気を削がれるようです。

 

そしてひとしきり走り回ったら、ナイスキャッチ!ネズミを咥えて1ターンが終了です。

 

基本的にこの繰り返しですが、これ自体もすぐ捕まることもあれば、なかなか捕まらないこともありで、おそらくそれはこちらが意図しなくても変化が出ると思います。

 

まとめ

僕も最初は目の前で猫じゃらしを振るくらいしか遊び方がわからなかったのですが、彼の遊びにルールがあるんじゃないか?と思ってからは、遊び方が考えられるようになりました。

なお、どんなに食いついていたおもちゃも、やっぱりいずれ飽きます。そのときは一旦そのおもちゃをしまって、新しいおもちゃに乗り換えです。新しいおもちゃを買って来た時も、そのおもちゃのどんなところに興味を持ったか(黒目が大きくなったか)を注意してみるようにしています。

そしてまたそれにも飽きたら、しばらくやってなかったおもちゃに戻ってみる。そういうローテーションをしています。

 

猫もみんな個性があり、性格が違います。猫という生き物としての特性だけではなく、その猫の面白がりのツボを見つけられると、双方ともに遊びに夢中になれそうです。

すでに猫との遊んでいる人には当たり前のことかもしれませんが、自分の気づきということで。