RaspberryPiでFuelPHPを動かしたい!
前回Apache2を動かしたので、ついでにFuelPHPも入れてみようと試してみました。phpはすでに入っている状態を想定。
使ったバージョン Raspbian GNU/Linux 8 Apache/2.4.10 (Raspbian)
手順
1. FuelPHPをインストール
2. Apacheの設定を変更
1. FuelPHPをインストール
oilを使えるようにする
まずはoilが使えるようにします。公式サイトを参考にやってみました。
インストール方法 - インストール - FuelPHP ドキュメント
コマンドラインから、次のようにしろとのこと。
ところが、これを実行してみると次のようなメッセージが出ました。
sh: 2: Syntax error: newline unexpected
「curl get.fuelphp.com/oil」だけを実行して落ちてきたソースを見てみると、このようになっていました。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.0//EN">
<html><head>
<title>301 Moved Permanently</title>
</head><body>
<h1>Moved Permanently</h1>
<p>The document has moved <a href="https://get.fuelphp.com:443/oil">here</a>.</p>
</body></html>
「https://get.fuelphp.com:443/oil」へのリンクが貼られていルノで、curlを使ってこのURLから落とすことにしました。
これで無事oilが使えるようになりました。
FuelPHPを入れる
続いてoilを使ってプロジェクトのディレクトリにFuelPHPを入れます。
これは公式サイトそのままに。
oil create { プロジェクトのディレクトリ名 }
2. Apacheの設定を変更
FuelPHPはmod_rewriteを使ってURLを何やかんやできる必要があるので、その許可を行います。さらに、今回はFuelPHPの/{ プロジェクトのディレクトリ名 }/publicをDocumentRootに設定することにします。
mod_rewriteを使えるようにする
これはコマンド1発!
sudo a2enmod rewrite
DocumentRootに設定する
これは先日まとめたここの記事のようにするのですが、1箇所注意点があります。
Apache2のDocumentRootを変更したい!RaspberryPiで。 - ひとりまとめ
「設定ファイルの変更」の項で記載したDirectoryディレクティブの中身を次のようにします。「AllowOverride All」にしとくのがポイント。
DocumentRoot /var/www/html
<Directory /home/pi/radiko/public/>
Options Indexes FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
以上でFuelPHPが使えるようになる はず!
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