ひとりまとめ

もろもろのメモ

iBeaconがなんなのか調べてみた。

iOS7になって、ちょいちょい聞くようになった「iBeacon」という言葉。どうも近接検出技術らしいというのはわかったものの、いまいちGPSSuicaみたいなNFCとの違いがよくわからん。。

そんなわけで、自分なりに調べてみたメモ。むちゃくちゃざっくり簡単に。

 

Bluetoothを使ってる

Bluetooth Low Energy(BLE)という技術を元に、Appleが策定してるらしい。なので、実際に使う時も、BluetoothはONにしておく必要アリ。実用的にはだいたい半径10mくらいが届く範囲らしい。

 

■対象機種はiPhone4S以降など

Appleの製品だとiOS7がインストールされた以下の機種で使えるみたい。

iPhone4S以降のiPhone

・第3世代以降のiPadiPad mini

・第5世代のiPod touch

 

■近くにいるかどうか"だけ"わかる

「iBeaconを使って商品情報を表示」「店舗の決済で利用」といった事例が紹介されているけども、iBeacon自体で取得できるのは次の情報。

・proximity UUID

 端末のUUIDのことではなく、サービス単位指定するもの。

 あるショップのアプリならそのアプリでUUIDを設定する。

 

・Major / Minor

 1つのサービスの中にグループを持たせるような使い方をするもの。

 「●●店」の「x階」みたいな感じにつかえる。

 

・およその距離と受信した信号強度

 「すぐ近く」「近い」「遠い」「不明」くらいの、ほんとざっくりの距離らしい。

 方向などもわからない。

 

・エリア内に入った / 出た

 信号の届く範囲に入った、範囲から出た という情報はわかる。

 

■送信は専用機器でもiPhoneでもできる

送信するビーコンには、有名なかわいい小石「Estimote Beacon」というのがあるけども、これは電池が組み込まれたBLE端末ということ。iPhone自身をビーコンにすることもできる。Xcodeでかける。

 

■商品情報はどうした!決済は!?

 iBeaconをつかって「4番ビーコンのそばにいる」→「4番ビーコン近くの商品情報を表示せろ!」という流れみたい。決済も同様で、「お店から出たことがわかったら決済」みたいな使い方をしてるらしい。

 

 

NFCよりも遠く、GPSよりも精度が高く屋内でも使える というのが、iBeaconのメリットのようです。あくまでもこれはスイッチなので、これを絡めていろいろやってみようねー ということで。

iOS7の機能を使って、なんか作りたい。

 

上を目指すプログラマーのためのiPhoneアプリ開発テクニック iOS 7編

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