僕がMacで長いこと使い続けてるアプリ
先日続いてる習慣について考えてみたので、今度はMacを使ってる自分が結構ながいこと使い続けてるアプリについても思い返してみようと思います。
Tree
アウトラインエディターです。
有名どころだとOmniOutlinerもあり以前はそちらも使っていましたが、2こほど前のバージョンアップ時にTreeに乗り換えしました。
最初は値段で飛びついたのですけども、横に横に伸びていくスタイルが使ってみると意外にも見渡しやすくて、すっかりこちらです。
打ち合わせの議事録やアイデアのメモなんかに使っています。
打ち合わせの時って、結構話題があっちこっちに飛びますよね。Treeを使った議事録では、話題ごとにまとめておき、出てきた話題を右へ右へ書き連ねていってます。散々枝葉が伸びた後で結論が出たら、そのテキストに色をつけるようにしています。すると、ほったらかしの話題が一目でわかるので、会議がそのまま終わってしまいそうなとき「あれについてはどうしますか?」なんてことが言えて良さげです。
また、宿題になったことも色をつけておくと、取りこぼしがなくなって便利です。
1Password
パスワードを一括管理するものです。
これは正直、自分で使ってみるまで何が便利なのかピンときてなかったですし、今も人から誤解されることが多いアプリのように思います。
「パスワードを管理する」というと、よく人には「俺はEvernoteに書いて管理してるからイラネ」などと言われます。ですがそういったノート系に書き込んでいるのとは、利用するときに違いがあります。
パスワードを入力するのって、多くはブラウザで何かのサービスにログインするときではないでしょうか?1Passwordはブラウザのプラグインがあり、そのサイトにアクセスした際にプラグインのボタンを押すと、URLで判断して適切なID/PASSを提示してくれます。
「それってブラウザに覚えさせてるのと一緒じゃん!」と言われますが、ちょっと違います。ブラウザに記憶させている場合は、そのブラウザを使う限り誰でも自動的にログインできてしまいます。1Passwordの場合は、このアプリを有効にするマスターパスワードを入れなければ入力されません。
すると必ず「そのパスワード知られたら全部バレるし・・・」と言われます。が、メモ帳で管理したりブラウザに記憶していた時は、どれにもパスワードをかけてなかったりするんですよね。それと比較すると1段階上の安全な気はしてます。
さらに、1Passwordを使うことで、サービスごとに適当な文字列をパスワードとして何の躊躇もなく設定できます。パスワードジェネレーターがあるので、「tiD4AULiecPG」とか「RPfCQtTxuWtEnXzgQbUB2w」みたいなのを量産できるわけです。
スマホやWindows版もあってそれらと連携できて、スマホでも楽に長ったらしい無意味な文字列を入力しやすくなります。
ただ、いかんせん値段がそれなりにする・・・。
TextExpander
スニペットツールです。短縮記号を自分で設定しておくと、決まり文句をズパーンと入力することができます。自宅の住所「;myhome」などと登録しておいて、Googleのルート検索で楽できたりします。
TextExpanderが数あるスニペットツールと違うは、スクリプトが動くことです。
例えば、
return *1 - 2000 + 12) as text
のようなのを「??heisei」という文字列で登録しておくと、今日の日付を平成で返すようなのが作れます。これをさらに活用して
平成%snippet:??heisei%年%1m月%e日
というのを「;wareki」として呼び出すようにすると、
平成29年1月3日
と出てきます。
「元号換算のためだけとかww」などと言われますが、クリップボードに入っている文字列を元に組み立てることもできるので、色々活躍してます。
以前は買い切りだったのですが、今は月額に移行しました。スクリプト機能はないものの似た機能のDashなど色々あるので、使ったことがない人はスニペットツールの便利さから体験してみてもいかなと思います。
Atom
Electron製のエディターです。
その前はSublime Textを使っていてお気に入りだったのですが、Atomのプラグインの充実に従い徐々に移行しました。
Git関連やBeauty関連のプラグインを入れて、活用しています。
Alfred
ランチャーアプリです。キーボードからアプリに限らず色々呼び出せます。
今となってはSpotlightで同じようにアプリが起動できるのですが、違いはWorkFlowという一連の処理を実行できる機能です。
Google翻訳を使ってブラウザに切り替わることなく翻訳したりなんてことができて、なんだかんだ便利です。
「長いこと使い続けてる」という選考理由のため、いずれも有名どころばかりになってしまいましたが、これら全体に言えるのはやはり「手間を省いてくれるもの」ということでしょうか。
機能的には+アルファで便利になるものですが、それを省力化して活用できるってことが、これらを使い続けてる理由な気がしました。
*1:year of (current date