続きやすかった習慣 と 続きにくかった習慣 を考えてみた
今年はあれやろう、これをものにしようなどと毎年、あるいは毎日欲張ってます。でも、実際にやってみたもの、続いているものというとごくわずか。
せっかく一度は欲張るのだから、もうちょっとものにしたい。
そこで、自分にとって続きやすかったものと続きにくかったものについて、理由を自分なりに探ってみました。
■続きやすかったもの
日時が残る自分専用todo管理
僕はasana ( https://app.asana.com/ )というのを使っています。
1日に2−3個終わるくらいの粒度に分けて登録しています。自分用にしている理由は、僕がフリーランスであることと、参加するプロジェクト全体のtodoだと自分の感覚よりもでかすぎるためです。
最終的には、カレンダー表記を活用して、青色申告をするときの交通費や経費の用途確認に使っています。(まとめてやるので忘れてるため)
作業時間計測
Toggl ( Toggl - Free Time Tracking Software )を使っています。
項目を記入してスタート・ストップを自分で測るのですが、上記のasanaと連携することで項目はasanaで入れたものを取得することができます。さらにasanaの画面内にスタート・ストップボタンが出るようになるので、asanaの画面だけで完結。
プロジェクトに対する自分のコスト計算確認に使っています。
ウォーキング
自宅作業が多いので運動不足になりがちです。そこでせめて歩くくらいはやろうと思って毎日1時間程度歩いています。
猫に毎朝起こされて、起き抜けにそのまま歩いてきます。帰ってきてから朝食をとっています。
Webサービスで勉強
今やってるのはDuolingoというサービスです。
Duolingo: Learn Spanish, French and other languages for free
多くの人が想うであろう「英語が身についたらいいよなー」と思っていたところ、たまたまeラーニングの調べ物をしてた時に知って、試しにやってみたら続いてます。
毎日決まった時刻に「すごいね、XX日連続記録更新中」というメールが来るのを合図にやってます。1回あたり10分くらい。
使う予定の技術系の勉強
近々やるプロジェクトで使うつもりのものを、電子書籍で教科書的なのを買ってやっています。
日にちが迫って来るため、焦ってます。
図書館で借りて読書
図書館で借りて来て読んでます。月1−2冊くらいか。
返却期限が借りた日から2週間後なので、間近になると布団に潜って一生懸命読みます。
日記
僕はこちらを使って、毎日日記をつけてます。
フリーランスで自宅作業をしてるからできる技だとは思いますが、毎朝仕事を始める前に「昨日を振り返って4行日記をつける」というのを続けています。
最初の頃は仕事を終わる時に書いていたのですが、猫が遊び来たり、作業が終わらなかったりすると書くタイミングを失ってしまうため、マシンを起動して最初にすることにしました。
■続かなかったもの
日時が残らない自分専用todo管理
asanaを使う前も、やらなきゃいけないことを小分けにしてtodoアプリで管理してました。確かに漏れはなくなるのですが、僕は「あの頃何やったんだっけ?」というのを振り返りたくて、todoとは別にカレンダーアプリに実稼働した内容を記録してました。
こうなると完全に二度手間です。そのためどっちも滞りがちになってしまいました。
みんなで使うtodo管理
要注意:これは一般論ではなく、あくまでも自分と周囲の環境による理由です。
プロジェクトに参加してchatworkやBrabio!、あるいはasanaでtodoを共有したりすることがあるのですが、todoの粒度がバラバラ、複数人に対してざっくりとしたtodoが割り当てられる、スケジュールや内容が更新されない、これらを介してメッセージを飛ばしても誰も見てないなどの理由のため、自分はあまり続きませんでした。
使ってみたい技術系の勉強
今のところ仕事で使う予定はないけど興味があるものや、これを身につけて仕事で活用してやろうなどというものを、紙の本や電子書籍で買ってやっていました。
夜に仕事が片付いてからやっていましたが、猫に遊びに誘われたり仕事が長引いたり眠くなったりして間が空きがちに。
時間が取れる時にやろうとするも、前回までの内容を忘れてしまって、それを思い出してるうちに時間が過ぎるというのが繰り返されて、だんだん遠のいてしまいました。
買った本で読書
手元に置いておきたかったり、図書館にはなかったりするのは、電子書籍や紙の本で買っています。電子書籍の場合、場所を取らないのが便利なのですが、普段目につかないので存在を忘れがち。紙の本は本棚にしまって前にものを置きがち。
何より、図書館の本が届いたりすると、返却期限がないこちらを後回しにしてしまって、いつの間にかそれっきりです。
ポモドーロテクニック
集中力がないのは、そもそもそんなに長い時間集中できないからだった!という福音を受けて飛びつきました。自分が集中しているかを意識して作業ができるし、実際効率も良かったように思うのですが、togglでタイマー、こっちでもタイマーになって管理が煩雑になり、だんだん使わなくなりました。
(それでも時々、思い出したようにやります)
ストレッチ・筋トレ
これも運動不足解消のため、お昼になったら昼ごはんを食べる前に軽く15分ほどストレッチをしたり、スクワットをしたりといったことをしてました。
これは長く続いていたのですが、昼ごはん前ではない時間帯に動かしたら、やるのを忘れてそのうちしなくなりました。
■気づき
こうしてみると、自分のパターンがいくつか見えてきました。
1:譲れない期限や目的があるとやる
これはある意味義務の履行なので当たり前か。これを趣味やステップアップ的なことに適用するのは、他なかなか大変そうです。
目的があればそりゃやります。でもやってみたいこと・身につけてみたい憧れを習慣にしたいので、もうちょっとなんか解決策が欲しい・・・。
2:紙か電子書籍かは関係ない
よく紙の本と電子書籍との比較が語られますが、僕に関しては媒体の違いは継続にあんまり関係ないように感じました。
3:手間がかかるものはやらなくなる
同じようなことをしていても、一手間増えるごとに離脱率が高まっていきます。究極は「何もしないのにし終わってる」。まるでパッショーネのボス:ディアボロの仕業のように、経過を飛ばして結果だけ残ってるのが理想だと思います。
4:邪魔が入りやすいとやめがち
生活に関わる他の行動と重なる可能性があると、どうしてもそっちを優先しちゃいます。寝落ちや仕事もそれですね。
■続けるための作戦
1:手間を減らす
「一手間増えると命取り」の気持ちで、手を抜く方法をとる。自動化できることは自動化する。
やってたことを思い出すのに時間がかからないよう、やってたことを自分なりのメモにして残すというのも、手間を減らす作戦かもしれません。
2:邪魔者を排除する
猫のことではありません。
自分の生活・行動パターンを思い浮かべて、それとバッティングしないタイミングに設定する。寝食などすべてに勝るのは、シヴィライゼーションくらいなものです。
また、1回にかける時間を短くすることも、邪魔を減らすことにつながります。
「結局やる気がないから続かないんでしょ?」などと言われがちな僕ですが、自分なりに作戦を立ててみました。
行くぞ2017!!